About Us
大阪大学のEthnography Labは、フィールドワークと
質的研究の教育・研究、国際交流を目的として人間科学研究科に設置された組織です。
Labでは、人類学、社会学、共生学の教員が中心になって
- 〈1〉学部と大学院におけるエスノグラフィ教育の企画と開発
- 〈2〉エスノグラフィを用いて他分野とコラボレーションする実験的なプロジェクト
- 〈3〉トロント大学を中心とした海外の大学と連携した国際集中講義の開催
- 〈4〉エスノグラフィを軸にした文理融合研究
などを行っています。Ethnography Labは、社会学・人間学系、
共生学系とともに、エスノグラフィについての体系的な大学院カリキュラムを
提供しています。2019年度からはLabがコーディネートして、
エスノグラフィについての初級、中級、上級の三科目を開講しています。
Ethnography Labの試みは、トロント大学(University of Toronto)の人類学科で
Joshua Barkerさんを中心にして始まり、現在コンコルディア大学(Concordia University)と
大阪大学の三箇所に設置されています。
それぞれのラボは独立してエスノグラフィをめぐる実験的な試みを行いつつ緩やかに協働しています。
大阪大学のEthnography Labは、リーディング大学院「未来共生イノベーター」プロジェクトでの
大学トロント大学とのコラボレーションをきっかけに2018年に設立されました。
2019年からは、人類学研究室が提供する授業と社会調査士カリキュラムの一部を融合することで、
修士課程レベルでの一貫したエスノグラフィ教育カリキュラムを提供しています。
- 森田 敦郎
-
カリキュラム・コーディネーター、Ethnographic Data Analysis 担当
所属:社会学・人間学系、科学技術と文化 - 高谷 幸
-
「フィールド調査法特講」、フィールド調査と社会理論教育担当
所属:社会学・人間学系、現代社会学 - 川端 亮
-
「人間科学方法演習」、高度な質的データ分析、QDAソフトウェア担当
所属:社会学・人間学系、現代社会学 - 鈴木 和歌奈
-
「書くこととしてのエスノグラフィ演習」、先行研究とフィールドデータの関連付け、民族誌の執筆方法担当
所属:日本学術振興会特別研究員(京都大学・人文科学研究所) - モハーチ・ゲルゲイ
-
「フィールド調査法特講」、エスノグラフィとパーマカルチャー担当
所属:共生学系、コンフリクトと共生 - 杉田 映理
-
「フィールド調査法特講」担当
所属:共生学系、国際協力学